モスろぐ

今、何を考え感じるのか記録するライフログ

今日のこと〜褒められたい私

何事もやれば、出来るもんだ。

褒めてもらいたい!

 

査読の結果が返ってきて、1週間。受け取った直後は、リジェクトされなくて良かった。と安心したが、査読者2の指摘が厳しく専門分野以外のことも調べなければならず、なかなか前に進まなかった。

 

苦しい…意味がわからん。引用文献省略やめたい。探しても探してもない。そもそもこの雑誌は5年前に出た論文の引用時は、省略してないじゃんか?なんで今回指摘された?専門外の論文読んでも意味わからん。もはや英語の問題じゃない。

 

分からないものをどうやったら、分かるようになるのか、理解できれば目的達成に向かい道筋を作り作業するだけだが、分解しようのない問題を理解するためには、フリーズする頭を無理やり回転させねばならない。回転させたところで音がなり、またフリーズ繰り返す。

 

昔母に言われたことを、思い出す。

あんたは、どうやったら分かるんだろうねぇ。何が分からないの?なんで分からないの?

多分、足し算が引き算の問題を教わっている時だったと思う。1+1=2が分からない私は、何が分からないか、なぜ分からないかが分からなかった。「なぜ分からないのか、私が教えて欲しいよ、お母さん」。と思っていたが、子供心にも質問を質問で返すと怒られることが分かっていたので、ただ黙っていた。

私はいつもそうだ、頭が悪いから調べても調べても、読んでも読んでも理解が遅いのだ…。

誰か代わりに調べてくれないだろか?いや、調べた上で理解して、こっそり私に優しく正解を教え欲しい。そしてついでに「よく頑張っている」と褒め称え、色とりどりの金平糖をくれてもバチは当たるまい。

 

と、口から漏れていたかもしれないが、50回くらいは考えた。しかし、第一著者の私がやらねば、誰もやらないので、とにかく指摘されたことを一つ一つ解決し、プライドを捨て、人脈を頼りに頭を下げて教えを請い、なんとか解決した問題を共著者にも分かりやすく色分けして、まとめていく。ついでに教えてくれた人も謝辞に入れるのを忘れずにする。

 

できた!できた!

あんな小難しい指摘を解決するなんて、私は天才かもしれない。

 

部屋の掃除ですら苦手なのに、メッシーな細々とした問題をまとめ上げた。明日にはもう一度ミスがないか確認作業を行い、共著者に投げつける。そして、待ちに待った愛しの金曜日を堪能しよう。

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ゴマダラチョウとアカボシゴマダラの幼虫見分け方覚えた。コマツヨイグサとメマツヨイグサとタデも覚えた。レベル上がったな。