今日のこと〜本を読む私
今日は朝から晴れ!
1週間前が嘘のように、今度は毎日晴れまくってる。
ミンミンゼミやアブラゼミも先週から鳴き始め、寒さからようやく解放されて生き急いでる感じである。
アカボシゴマダラの二世代目がヒラヒラと舞い、樹液酒場にはカブトムシがゴツンゴツンと大挙していた。
人間の私はというと平和な1日を過ごした気がする。
最近は川上和人著「鳥類学者が鳥を好きだと思うなよ」を読んでいる。森林総研の研究者の本だが、分類関係の話もわかりやすく書いてあり、非常に面白い。
日本で最も最近新種記載された鳥が1981年のヤンバルクイナと本で知り、毎年のようにバンバン新種が発表される昆虫と違い、動物によってこんなに違うのかと驚いた。
改めてじっくり本を読む時間が、ここ何年かなかったので、本で得られる知識や面白さは少しずつ蓄積されるものだと再認識している。もう少し頭が良ければ「あの本の、ほら、あれ、あの鳥のあの話が超良かったよ」と誰にも分からない話をしなくて済むのだが…。語彙力と記憶力と理解力の無さに打ちひしがれている。
どうやら、私の脳みそは本を一回読んだだけでは、相当気にしてメモしていかないと固有名詞がなかなか記憶できないようなので、丁寧に読んでいきたい。けれども、つい左へ左へと眼球が動いてしまい読んでしまう。せめて、何回か繰り返し読み返す努力はしたいものだと思っている。そして、その価値がこの本にはあるのだ。
ヒラメのカルパッチョ