モスろぐ

今、何を考え感じるのか記録するライフログ

2019年 得たもの やめたもの

友人が、人にモノを送るときは大安の日を選んでいると聞いて驚いた。

考え方に感心したというよりは、同じ年齢でたわいもない会話をしていた彼女が、祖父母の時代から、しっかりそのアイデアを守り受け継いでいることに驚いた。「田舎だから」と彼女は恥ずかしそうに言うが、祖父母の顔さえあやふやな私からすると非常にうらやましい限りである。うらやましいので、私も勝手にその習慣に乗っかることにした。


このように日々の暮らしの中で、「それいいな」「私もやってみよう」と少し習慣を気にしたり変えていくことの積み重ねで毎年私はできている。いつから手に入れた習慣なのか既にわからないものが多々あるものの、ライフログのまとめとして、今年特に私の中で大きく得たものや、やめたものを記録しようと思う。

 

モノ編

薫風のトゥーレ

薫風のトゥーレ

  • 作者:林 健太郎
  • 出版社/メーカー: 幻冬舎
  • 発売日: 2017/08/18
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

 

 

バッタを倒しにアフリカへ (光文社新書)

バッタを倒しにアフリカへ (光文社新書)

 

 ご縁があり、著者の方々とお会いし、直接お話しできる楽しい機会に恵まれた。生まれてこの方自分の気に入った本の著者に会ったことがない人間だったので、サインをもらい、かなり舞い上がった。アイドルならまだしも、飲み会に来ている人にいきなりサインくださいというのは大変緊張した。また、専門知識が偏りがちになるので、これらの本は、美しく躍動感のあるフレッシュな生き物の知識が心地よかった。来年もなるべく本を読んでいきたい。

 テント

 北海道旅行をしたときに購入したテント。3人用で大き目ではあるが、私一人で広げて片付けられる優秀なポップアップ式で、アウトドアでの時間短縮には大いに活躍した。テントは、使用中のみならず、使い終わった後に干したりするのが手間だと思っていたが、これなら広げて5分もかからず片付けられるので便利だった。

 

食べ物編

冷蔵庫で漬けるぬか床 夕飯の一品とお弁当のおかずとして助かりました。家に帰れば、ご飯と漬物が常にあるという安心感がハンパなかった。

プロテイン タンパク質不足だったんだと飲み始めて実感。一日50グラムなんて、どうやって普通の食事から摂取せよというのだ?

 ヨーグルトメーカー

何かのポイント交換でもらったのだが、牛乳を飲むとおなかを壊す体質なので、乳製品がなかなか取れない中、大活躍だった。液体のR1ヨーグルトをいれて混ぜた牛乳パックを、放置するだけで大量のヨーグルトを摂取できた。食欲のない朝にこれだけ流し込んでもおなかを下すことはなかった。

 

経験編

論文書いた。生まれて初めて査読付き論文書いた、書き上げた。プライベーとの時間を使って書いたので、ものすごい時間かかった。面倒を見てくれた学生と師匠に感謝である。そして全研究者尊敬する。論文発表されたら、まずは、一本書いた感想をいずれまとめようと思う。

 

一人カラオケに行った。偶然、尊敬する人からカラオケに誘われ、ほいほいついていったら、楽しく朝まで歌って遊んでしまった。しかも今年は12月27日にもカラオケ納めと称し、朝までカラオケ。新しい人間関係ができた。私も斜に構えず、能動的に楽しそうだなと思ったことは行動しようと、ちょっと、前向きに思わせてくれる人たちだ。

 

筋トレ(12月から)

たいそうなことはしていないが、ダイエットの延長でやることになった。先日会った友達には、印象が変わったとほめられた。多分、姿勢と歩く速度や、顔が少し引き締まったのだろう。これは続けていけるといいな。

 

やめたもの

 

物理的に捨てたものはあまりない。ただ人間関係に対する執着を少し捨てた。


みんなと同じように、みんなと仲良くすることをやめた。人には合う合わないもあるし、どうしても話す頻度や、笑いあう回数は偏りが出るのだろう。それを理解できていなかったので、人と距離があるのは良くないことだと思っていた。自分はその回数を補うために、無理やり溝を埋めようとしてきたが、今年はやめた。私は全然楽しくなかったし、卑屈になるばかりだったので、あきらめた。決して冷たい態度や失礼な態度をとるということではなく、相手と他の人との関係性を比較して、私と相手にある溝を埋めようと必死になるのをやめた。

 

やめても、死ななかったし、想像以上に周りの環境は変わらなかった。人はあまり他人のことは気にしてないものなんだなぁと、考えるのをやめてよかったのかもしれない。

 人間関係に関しては、新たな人間関係も築けた年でもあったし、来年はもう少し考えるのをやめて、楽しいことを能動的に進めていく年にしようと考えている。