今日のこと-スポーツとの溝
スポーツが嫌い。巷ではオリンピックのチケットの支払いが今週中だとか盛り上がっているが、私とってはどこ吹く風である。
幼い頃、父は野球を観ながらお酒を飲んで怒っており、いつもビクビクしていた記憶がある。ミニバスケットに入部した時、運動神経が悪く、努力は結果を伴わないことを知った。世の中体育会系と呼ばれる人たちがいて、彼ら彼女らはいつも輪の中心にいた。羨ましいという気持ちよりも、彼らの尊大な態度があまり好きではなかった。
大人になった今、運動をするのは嫌いではない、むしろ好きである。体を動かし心拍を耳に感じ、汗をかく気持ち良さは知っている。
けれども、どうしてもあの集団的な括りに馴染めない。スポーツと言う言葉になった途端に、「感動をありがとう!!!!」と松岡修造の暑苦しい顔が出てくる。感動しなくてはならない!日本を応援しよう!!頑張れ!日本!
応援したい気持ちが無いわけではないけれども…強要されたくないかな。たとえ応援しなくても非難されたくもないかな。
スポーツを愛する人には申し訳ないが、誰もが野球やサッカーが好きなわけではない。
どうしたら好きになれるか…条件を探してみたけれども何一つ見つからなかった。
思った以上に、スポーツ君と私の溝は深い。いつか仲直りができる日が来るのだろうか。しかし、誰とでも仲良しのスポーツと、私も仲良くなりたいかと言われれば、そうでもない。
けれども心のどこかで思う「頑張れ!日本!」
今日の夕飯